ゲームのせい?「宿題を後回しにしてしまう子」にできるママの宿題サポートとは

宿題を後回しにする小2息子「ゲームのせい?」 

 学校から帰ってきたら、真っすぐゲーム機に飛びつきに行く子ども。
「宿題が先でしょう?」注意しても聞かないから、ついつい怒ってしまう。

 先に宿題をさせてもイライラして宿題が進まない。漢字のプリントをしても字が汚い、いい加減。
 これって早くゲームがしたくて、イライラしているのかな。
     
 宿題を明日出せないと学校で困るだろうし、ママは心配ですよね。
 でも、宿題を後回しにしてしまうのは本当にゲームがしたいからでしょうか。

 ゲームのせいと決める前に、他の原因を探してみませんか。   

宿題が難しい、やる気が出ないと困っていない?

こどもが宿題を後回しにしてしまうのは、宿題そのものに原因があるのかもしれません。

小学校2年生になると、算数や漢字も難しくなってきますし、わからない問題には取り組むことが
嫌になってしまいます。

苦手なことや、難しく思える課題には、大人でも、やらなければいけないとわかっていても後回しにしてしまうものです。
そうすると、「楽しい」と思うゲームを先に始めてしまいます。

これは、脳の仕組みで、本人が悪いのではないのです。

目の前の欲望を満たす「辺縁系」という部分と脳の司令塔である「前頭前野」という部分が戦って
「辺縁系」が勝つと、衝動的に目の前のことを優先させてしまうことが起こります。

子どもはまだ「前頭前野」の発達が完成していないので、余計に後回しにしやすいです。

こんな時、叱られると、余計に宿題をすることに苦手意識が出て、
「苦手な宿題」よりも「楽しいゲーム」を優先したくなります。
お子さんが宿題にこれ以上苦手意識を持たないように、お手伝いしてあげることが効果的です。 

宿題の量、かかる時間は子どもにあってる?

宿題を後回しにしないで、自分から取り組んでくれたら嬉しいですよね。

それなら、宿題が楽しくできるサポートをしてみましょう。
ゲームを我慢するよりも、効果的に取り組めると思いますよ。

まず、低学年のうちは、一緒に宿題の内容を確認します。
苦手意識を持たないように、わからないところは手伝ってあげて大丈夫です。

子どもの集中できる時間は、小学生低学年で年齢×1分 または年齢+1分 です

高学年でも、しっかり集中するのは15分が限度と言われていますよ。
長々と終わらないと余計に宿題が嫌になるので、長くても15分で終わらせたいですね。

もしも終わらないときは、お子さんの理解レベルに宿題があっていないか、
先生によっては、宿題の量が多すぎるのかもしれません。

手伝っても30分以上かかる、などの場合は量を減らしてもらうか、授業内容についていけなくて困っていないか、本人や担任の先生と相談することも必要です。

宿題とゲームをセットにして楽しく宿題をしよう!

10分で終わるから、その後にゲームをしない?と提案してみてください。
これが終わったらゲームができる!と宿題とゲームがセットになるとご褒美感覚で
やる気が出てきますよ。
この時、時計を見て、何時からはゲームができる、と視覚的にわかると、やる気が出やすいです。

このとき、時間で必ず終わりにして、ゲームをさせてあげて下さいね。終わらなかった分は、ゲームをしてからでも、次の日にまわしても大丈夫です。

まとめ

宿題を後回しにしてゲームをしてしまうお子さんは
宿題に苦手意識があって先にできないだけかもしれません。

宿題は、家庭学習の習慣をつける目的があります。テストではないし、必ず一人でしなければいけないものではありません。
後回しにせずやって欲しい場合は、ママがちょっと手伝うと
宿題の苦手意識が取れて、取り組みやすくなりますよ。試してみてください。

コメント

  1. こんにちは、これはコメントです。
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