小学4年生になって、学校でおすすめされる長い本を読まなくなってきたお子さんいませんか?
小さいときは絵本も読んであげていたのに。
長い本は絵がないし読みにくいって。ゲームに夢中になるくらい、読書してくれたらいいのに。
こんなママに伝えたいのは、実はゲームで読書できる、ということです。
今日は、ゲームでなぜ読書ができるのか、具体例をあげて解説していきますね。
また、読解力が高まる声掛けの仕方も紹介するので、参考にしてください!
ゲームには実は文章・言葉がたくさん散りばめられている!
ゲームは実は、セリフや解説など言葉や文章がたくさん入っているんです。
プロのシナリオライターによって製作されていて
特にRPGは物語がしっかり作られています。
例えばポケモンシリーズでは
📍ストーリーイベントのセリフ → 「冒険小説」の読書
📍ポケモン図鑑 → 「図鑑」や「科学読本」の読書
📍アイテム・技の説明 → 「辞書」の読み方が必要
つまり、ゲームの説明や、主人公や他のキャラクターのセリフを読んでいるだけでも
冒険小説を読んでいるのと変わらない読解力が付くんです。
また、ポケモン図鑑やアイテムを調べたり、調べながらゲームを進めることで
図鑑や辞書を読む学習にもなるわけです。
ゲームは小説を超える読書量!
💡「ポケモン」シリーズは、新作ごとにストーリーやイベント、セリフの量が増しています!
例えば
📌『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(2010年発売)
→ 約 70万文字(日本語)(ファンによるデータ解析)
📌『ポケットモンスター サン・ムーン』(2016年発売)
→約 80万~90万文字(日本語)(シナリオのボリューム増加)
📌『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(2022年発売)
→推定100万~120万
オープンワールド化&3つのストーリー
(チャンピオンロード・レジェンドルート・スターダストストリート) により、
過去作よりもセリフ量・テキスト情報が大幅に増加 しているんです。
それと比較してみると、小説の文字数は(一般的な書籍のデータ)
- 児童向け長編小説(例:『ズッコケ三人組』) → 約 5万~8万文字
- 『ハリー・ポッターと賢者の石』 → 約 12万文字
- 『ハリー・ポッターと死の秘宝』 → 約 25万文字
- 文庫本1冊の平均 → 10万文字前後
💡 つまり、ポケモンSVのテキスト量は、長編小説約10~12冊分に相当しています。
いかがでしょうか。これだけの情報を読み解いて、子どもたちは冒険を進めているんですね。
読解力も、情報処理能力もつくと思いませんか?
ゲームの攻略本を読んで本当の読書体験も!
ゲームでたくさんの文章に触れられるのはわかったけれど、やっぱりアナログの本にも
触れて欲しい。
そんなママは、ぜひ、攻略本を買ってあげて下さい!
大好きなゲームの本なら、一生懸命に読み解きますよ。
攻略本は、内容が充実していて、辞書のように分厚いものもあり、読みごたえがあります。
例えば、「ポケモン スカーレット&バイオレット」の公式攻略本は524ページもあり
ゲームが楽しくなるような読み物も収録されています。
好きなゲームの攻略本で、本物の読書体験もできてしまいますね!
まとめ
ゲーム好きなお子さんに読書をして欲しかったら、
・文字・言葉の量が多くストーリーが豊かなRPGがおすすめ
・攻略本を買う
こちらがおすすめです!
ゲームに没頭することで、登場人物に共感したり、より深い「読書体験」ができます。
ゲームを没収して本を与える、なんてするより、子どもも喜ぶし、効果的ですよ。
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