「もうゲーム終わりの時間だよ!」「あと5分って言ったよね!?」
そんなふうに何度言っても、小4男子がゲームをやめない…。
毎日のように繰り返される攻防戦に、ママは 「どうしたらスムーズにやめてくれるの?」 と悩んでいるのではないでしょうか?
実は、小学4年生の男の子がゲームをやめられないのには 「ゲームの特性」 と 「子どもの発達・心理的タイプ」 が関係しています。
今回は
「なぜやめられないのか?」と「親子関係を良くしながら解決する方法」 を解説します!
🎮小学4年生男子が「ゲームをやめられない」3つの理由
① ゲームの仕組みが「やめづらい」デザインになっている
達成感の刺激(報酬系):ボス戦・レベルアップ・ガチャなど、脳の仕組みで、次の報酬が欲しくなる設計になっています。
ツァイガルニク効果(未完了のストレス):「あと少しでクリアできる!」という状態は、脳に強く残ります。
時間制限がないゲームの存在:「終わりの区切り」がないオープンワールド型(マイクラ・フォートナイトなど)は、やめ時を決めにくいです。それに、建築に夢中になると、途中でやめたくなくなるんですよね。
🔹 ママの「時間だから終わり!」は、ゲームの仕組み的に難しいのが現実…!
② 小学4年生の発達特性:「自己制御」がまだ未熟
この時期の子どもは、脳の 「前頭前野」(自制心をつかさどる部分)がまだ発達途中。
そのため、「楽しいことを途中でやめる」 というのは 大人よりもずっと難しい んです。
🔹 つまり、「やめたくない!」のは「わがまま」ではなく、脳の発達の問題!
③ 子どもの心理的タイプ別「やめられない理由」
子どもには、それぞれ違う「心理的な特性」 があります。
タイプに合った接し方をすると、ゲームをやめることがスムーズになります!
🔹 「勝ちたい!負けず嫌いタイプ」
→「あと1回勝ったら終わり!」と思っている。終わりに達成感を作るのがポイント!
🔹 「こだわりが強いタイプ」
→「ここまで進めないと気持ち悪い!」と感じる。事前に「このステージまでね」と約束すると◎
🔹 「飽きっぽい・気分屋タイプ」
→「まだやりたいけど、別のこともしたい…」と迷っていることも。「次に楽しいこと」を提示すると切り替えやすい!
🎯 「やめる力」を育てる!スムーズにゲームを終わらせる4つの方法
① 「やめる時間」ではなく「やめるタイミング」を決める
「時間になったら終わり!」は、ゲームの特性上難しいことも。
「ここまで進めたら終わりね!」 など、ゲームの進行に合わせたルール作りが効果的!
🔹 例:「ボスを倒したら」「セーブしたら」「次のチェックポイントまで」
これなら、子どもも納得感を持って終われる!
② 「ゲーム→次の楽しみ」への切り替えを作る
「ゲームの後に楽しいことが待っている」と、スムーズにやめられます!
🔹 例:「ゲーム終わったら一緒におやつ作ろう!」「お風呂でゲームの話聞かせて!」
「やめなさい!」より 「次の楽しみ」を見せるほうが、子どもは動きやすい!
③ 「ゲームの話」を親子の共通話題にする
ペンシルベニア大学の研究では、「親がゲームに関心を持つと、親子関係が良好になる」 ことが示されています。
ゲームをただ「やめなさい!」という対象ではなく、「親子で話せるツール」にすると、子どもも安心して話を聞きやすくなる!
🔹 例:「今日どんな冒険したの?」「ママもそのゲーム気になる!」
ゲームを通じて会話が増えると、子どもは親に心を開き、ルールの交渉もしやすくなる!
④ 「終わるときにポジティブな言葉をかける」
ゲームをやめた後、「もっとやりたかった…」とモヤモヤする子どもも多いです。
そこで、終わるときに ポジティブな言葉 をかけると、気持ちよく終われるようになります!
🔹 例:「時間守れてすごいね!」「いいところで終われたね!」
これを続けると、「ゲームを終わること」に対するストレスが減り、自分からやめられる力が育ちます✨
📝 まとめ:ゲームを親子の味方にする接し方
「ゲームばかりで困る…」と感じていたママも、
ゲームの仕組みや、子どもの発達を理解することで、イライラを減らせる ことがわかったのではないでしょうか?
💡 ゲームをやめられない理由は… ✔ ゲームの特性(やめづらいデザイン)
✔ 小4男子の発達特性(自己制御が未熟)
✔ 子どもの心理的タイプ(タイプ別に対応すると効果UP!)
💡 スムーズにやめられる方法は…
✅ 時間ではなく「タイミング」を決める(ボス戦・セーブポイント)
✅ ゲームの後に楽しい予定を作る(おやつ・お風呂など)
✅ 親子でゲームの話をする(ゲームを共通話題にする)
✅ やめた後にポジティブな声かけをする(気持ちよく終わる)
「ゲームをやめなさい!」と叱るのではなく、
ゲームを「親子の共通の話題」にすることで、関係を深めるチャンスにする。
ママがゲームを敵視せず、「どう関わるか?」を変えることで、子どもが自分でやめられる力を育てることができますよ✨
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